
トイレのリフォーム

施主の要望
トイレ便器より水漏れが発生している。新しい便器を設置すると同時にトイレ全体をリフォームしたい。
要望1:
とにかくメンテナンス性(掃除)をしやすくして欲しい!
今は壁紙がくすんでいる、拭いてもきれいにならない。
なので「つるつる」した素材(化粧板)を使ってほしい!
お客さんへの提案1 化粧板を使ってはどうですか?

これがリフォーム前の状態。
壁は掃除しているが長年のシミにより全体手的にくすみ汚く感じます。これをメンテナンス重視の化粧板を使うことによりメンテナンス性と見栄えを両立しました。

コストを削減するための工夫
今回使用した化粧板ですが、ネットで購入しても少しお高い材料です。ですのでトイレ全面(天井まで)この素材を使用すると材料コストが大きくなります。
施主さんの要望が強かったメンテナンスを重視し、腰から下を化粧板にし腰から上を今ある壁紙を利用して見栄えとメンテナンス性を両立しました。
どうしても腰から下がさっと掃除でき汚れが蓄積しないのがポイントになります。
トイレ便器はネットで注文!コストを抑えました。
今回使用したトイレ便器は「リフォーム用」のトイレを使用しています。トイレは年代別に排水溝の位置が違うんです。だからネットで安いもの買っても設置できなことが多いです。
参考にですが2025年当時同じ品物がホームセンターで売られていました。設置込みで16万円で販売されています。今回の物件はヤフーショッピングで購入しトイレ便器代が一式で6万円。設置工事費が3万円。そのほか細かな経費入れても10万でおつりが来ます。
この浮いたお金で、一段上の材料を使用することで見栄えとメンテナンス性を備えたリフォームが実現します
床材を見比べください。


腰下の化粧板を比べてください


今回の物件の状況と苦労した点
今回は雨がちらつく中での作業となりました。せっかく買った高価な材料なので雨に濡らすわけにはいきません。もちろん室内で材料の加工はできますが、最新の作業器具を使っても粉塵が発生します。今回は外庭をお借りし雨に濡れないようにビニールシート使い材料が濡れないよう細心の注意を払っての作業でした。

安くトイレ工事をしたい場合の提案
材料を安くする方向では今回のような化粧板ではなく、シール状の張るタイプのものがあります。べニアの上から接着剤でシートを張りますが、そこまで安く見えないが特徴です。安く済ませたいのであればこのタイプがおすすめです。
そうすると便器のぞく壁は1日で終わるので5万円くらいでできます。
今回のトイレリフォーム費用と詳細
今回トイレのリフォーム工事はトータル2日かかりました。施主さんの要望で材料はなるべくコスパの良いもの!安くてもメンテナンス性やデザインがダサいものはNG。一緒に床材もデザイン性があるもので統一してほしい。
材料費と作業料の合計:224,200円
材料費 14,2000円
- 床材1.5坪 8,000円
- 化粧板(黒) 30,000円
- べニア板 3,000円
- シーリング・養生 10,000円
- トイレ便器一式 90,000円
作業費
- トイレ交換工賃・処分費 30,000円
- 大工作業料 50,000円